鉄筋ジャバラユニット
鉄筋ジャバラユニット工法の始まり
ちょっとした思いつきで生まれた画期的工法
現在のJワイヤー販売店の有限会社 柳井通商の創業者「柳井泰三」が、鉄筋会社に勤務時代、「鉄筋を折り紙の様に畳んだら面白いんやなかろうか?」との発想から産まれたこの工法。
数々の特許を出願し、受賞した賞も数知れず。
当初、鉄筋ジャバラユニット工法を見た現場の作業員は「何で魔法みたいなことが出来るんですか!」と皆、度肝を抜いたと言います。
全国津々浦々を巡っての特約店作り、工法伝授の日々でした。その後、「ジャバラユニット協会」と名前を変えて、生まれ変わり、工法伝授のために前に進んでいきます。
鉄筋ジャバラユニット工法とは
大部分を工場でユニット化
『鉄筋ジャバラユニット工法』は、当協会事務局 有限会社 柳井通商の創業者「柳井泰三」が考案した画期的な鉄筋先組工法です。
鉄筋工事における各部位(柱・梁・壁・スラブ等)を、専用のゴム付き結束線を使用して大部分を工場であらかじめ先組し(ジャバラユニット化)、折り畳んだ状態で現場まで運搬し、現場で元の状態に復元して取付を行う画期的工法です。
大幅なコスト削減・省力化・工期短縮
ジャバラユニット化する事により一回あたりの積載量を増やし、施工現場に於いて省力化を計り、工程を短縮すると共に品質のバラつきを減少させ、かつ安全管理を容易にする事を目的としています。これにより運搬コストや人員の削減と工期の短縮が可能になります。
専用結束線 Jワイヤー
Jワイヤーがジャバラユニットを可能にする
Jワイヤーは、鉄筋ジャバラユニット工法のために考案された専用の結束線です。鉄線と鉄線の間に伸縮性の高いゴムをリング状にかませることで、鉄筋の折り畳み時にかかる負荷をゴムが吸収し、鉄線の切断を防ぎます。
これにより、結束された部分の強度と自由度を高め、鉄筋の折り畳み・復元を可能にします。